白球の詩 1997-2001 全国高校野球選手権栃木大会から

高校球児たちの白球をめぐる特別な夏

発行元:株式会社 下野新聞社

白球の詩 1997-2001 全国高校野球選手権栃木大会から 詳細

 けがに苦しんだ夏、親子で目指した勝利、仲間と流した涙-。
 あこがれの聖地「甲子園」を目指す球児たちが織り成すドラマ。
 掲載 1997年7月12日~2001年7月26日

白球の詩 1997-2001 全国高校野球選手権栃木大会から 目次

電子ブック内テキスト

IMGSRCIMAGESCOVERJPGSTYLEWIDTH100PIMGHEIGHT900SRCIMAGES120106194538GIFWIDTH675PH3選手と気持ちは同じH3BR今年も球場に一番乗りしたのはあのおじさんだつた朝もや鳥の鳴き声だけが聞こえる静寂のグラウンド慣れた手つきで一人黙と作業を進めたBR県営本球場のスコアボードが電光掲示に変わつてもライン引きの手作業は変わらない三井好男さん六県総合運動公園の業者鈴和従業員グラウンドキーパーを務めて今年で九年十年目の福島久光さん六三と二人でこなしている県内の高校野球関係者でその存在を知らない人はいないはずだBRこのまま雨が降らないといいんだが午前五時半に球場の各ゲートを開けその後メーンのライン引きを始める前日の雨でラインは残つていない目印のポイントにロープを架けて慎重に引く今大会の基本となるラインだ簡単なように見えても真つすぐに引くのは難しい始めたころは曲がつて引いたことが何度もあるよと笑うBR右翼左翼線コーチスボツクスそして最後に打席ラインを引いて終了途中数回ほど小石を拾い上げポケツトにしまい込んだ石灰は1試合で約10キロ